公立通信制高校 vs 私立通信制高校 ~発達特性に合わせた学校選びのポイント~
公立通信制高校の特徴
〇費用面でのメリット
公立通信制高校の最大の特徴は、学費の安さです。年間の学費は数万円程度で、経済的な負担を大幅に軽減できます。
〇学習スタイル
基本的には教科書中心の自学自習が主体となります。週に1回から月に数回のスクーリング(面接指導)があり、レポート提出と単位認定試験で単位を取得します。
〇発達障害への対応
近年、発達障害への理解は深まってきていますが、個別のサポート体制は学校によって大きく異なります。事前の確認が重要です。
注意点
・自己管理能力がより強く求められる
・個別サポートが限定的な場合がある
・同級生との交流機会が少ない
私立通信制高校の特徴
〇充実したサポート体制
私立通信制高校の多くは、発達障害の子への理解が深く、個別の学習支援や心理的サポートが充実しています。カウンセラーが常駐している学校も多くあります。
〇多様な学習スタイル
オンライン学習システムの充実、少人数制クラス、個別指導など、様々な学習方法を選択できます。お子さんの特性に合わせた学習環境を見つけやすいでしょう。
〇進路サポート
大学進学から就職まで、きめ細かい進路指導を受けることができます。発達障害の特性を理解した上でのキャリア支援は、特に価値があります。
〇学校行事・活動
体育祭や文化祭、部活動など、同年代との交流機会も用意されている学校が多く、社会性の発達にも配慮されています。
公立通信制高校が向いている子
・自己管理能力がある程度身についている
・経済的な理由で学費を抑えたい
・静かな環境で自分のペースで学習したい
私立通信制高校が向いている子
・個別のサポートが必要
・学習面での不安が大きい
・同年代との適度な交流を求めている
・将来への準備を手厚くサポートしてもらいたい
まとめ
公立・私立それぞれに特徴があり、お子さんの特性や家庭の状況によって最適な選択は変わります。次回は、具体的な学費について詳しく解説します。
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