『また勉強しないでゲームばかり!』多くの親が抱える悩みの正体とは
なぜ「ゲーム=悪」のイメージが生まれるのか
「うちの子、勉強よりもゲームばかりで...」そんなご相談を受けない日はありません。塾を経営して15年、多くの保護者の方からこの悩みを聞いてきました。
でも少し立ち止まって考えてみてください。なぜ私たちは「ゲーム=悪いもの」と思ってしまうのでしょうか?
実は、ゲーム自体が悪いのではありません。問題は「時間の使い方」や「優先順位」なのです。お料理や読書、スポーツだって、やりすぎれば問題になりますよね。
実は大人も同じ?スマホとゲームの共通点
保護者の皆さんに質問です。1日にスマホを何時間見ていますか?
最近の調査では、大人も1日平均3〜4時間スマホを見ているそうです。SNSをチェックしたり、動画を見たり、ゲームをしたり...。子どもたちのゲーム時間と、実はそれほど変わらないかもしれません。
子どもたちにとってゲームは、私たち大人にとってのスマホと同じ「息抜き」の時間なのです。
塾で見る「ゲーム好きな子」の意外な特徴
実は、ゲームが大好きな子どもたちには共通する特徴があります。
・集中力が高い(好きなことには驚くほど集中できる)
・戦略的思考ができる(ゲームで鍛えられている)
・目標達成への意欲が強い(レベルアップが好き)
これらは全て、勉強にも活かせる素晴らしい能力です。問題は、この能力を勉強に向ける「きっかけ」がないことなのです。
本当の問題は「時間」ではなく「○○」だった
25年間、多くの子どもたちを見てきて気づいたことがあります。
本当の問題は「ゲーム時間の長さ」ではなく、「切り替えができないこと」でした。
ゲーム時間が短くても、勉強時間中にゲームのことを考えてしまう子。逆に、ゲーム時間は長くても、勉強の時はしっかり集中できる子。後者の方が成績は良いのです。
つまり、大切なのは「メリハリ」なのです。
明日は、なぜ親がゲームに怒ってしまうのか、その心理について深掘りしていきます。まずは今日、お子さんのゲーム中の集中力を少し観察してみてください。きっと新しい発見があるはずです。
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