子どもの変化に気づく - 高校生活のSOSサインとは

6月に現れる典型的な変化パターン

高校入学から約2ヶ月が経つ6月は、多くの高校1年生にとって最初の大きな壁となる時期です。入学当初の緊張と頑張りが一段落し、現実の高校生活の厳しさが見えてくる頃でもあります。

この時期によく見られるのが、朝起きるのが辛そうになる、学校の話をしなくなる、友達との約束を避けるようになる、といった変化です。これらは決して甘えや怠けではなく、子どもなりに一生懸命頑張った結果の疲れのサインかもしれません。


行動面で気をつけたいサイン

お子さんの日常行動の中で、以下のような変化が見られたら注意深く見守ってください。

朝の支度に時間がかかるようになった、制服を着るのを嫌がる、学校に行く前にお腹が痛いと訴える、帰宅後すぐに部屋にこもるようになった、宿題や勉強に手をつけたがらない、スマートフォンを手放さなくなった、などです。

これらの行動は、学校生活への不安やストレスが表れている可能性があります。一つ一つは小さな変化でも、複数重なると子どもからの重要なメッセージかもしれません。


心の変化を表す言葉や態度

言葉や表情の変化も重要なサインです。「疲れた」「面倒くさい」が口癖になる、返事が短くなる、笑顔が減る、イライラしやすくなる、些細なことで泣くようになる、といった変化に気づいたら、心の負担が大きくなっているサインかもしれません。

また、「自分はダメだ」「みんなについていけない」「高校を間違えた」といった自己否定的な言葉が出てきたら、より深刻な状況の可能性があります。


見落としがちな小さな変化

意外に見落としがちなのが、食事の量の変化、睡眠パターンの乱れ、身だしなみへの関心の低下などです。食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎたりする、夜更かしが増える、お風呂に入りたがらない、といった変化も心の状態を表している場合があります。

これらの変化に気づいたときは、まず子どもを責めるのではなく、「何か変化があったな」と受け止める姿勢が大切です。

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