一緒に考える - 子どもの気持ちに寄り添う方法

高校1年生-学校への適応困難、家庭での対応策,4日目です。

子どもの本音を引き出すコツ

子どもの本音を聞くためには、まず親自身が心の準備をすることが大切です。どんな話を聞いても受け止める覚悟を持ち、子どもを責めない、解決を急がない、という姿勢で臨みましょう。

「正直に話してくれたら怒らない」と約束し、実際にその約束を守ることが信頼関係を築く第一歩です。また、完璧を求めず、「今日は少し話してくれただけでも十分」という気持ちで接することが重要です。

質問は「はい・いいえ」で答えられるものから始め、徐々に「どんな気持ち?」「どう思う?」といった開かれた質問に移行していきます。


共感を示す効果的な言葉がけ

子どもの気持ちに共感を示すときは、「そうだったんだね」「辛かったね」「よく頑張ってるね」といった、子どもの感情を受け止める言葉を使いましょう。

「分かるよ」という言葉は、本当に理解していると感じられるときだけ使い、軽々しく使わないよう注意が必要です。代わりに「そういう気持ちになるのは自然だと思うよ」といった表現の方が適切な場合があります。

子どもが感情を表現したときは、その感情を否定せず、「そう感じているんだね」と受け止めることが大切です。


解決策を一緒に探る姿勢

子どもが困っていることを話してくれたら、すぐに親が解決策を提示するのではなく、「一緒に考えよう」という姿勢を示しましょう。

「どうしたらいいと思う?」「何か試してみたいことはある?」といった質問で、子ども自身に考えてもらう時間を作ります。子どもが自分なりの答えを見つけることで、自信につながります。

選択肢を提示するときも、「こんな方法もあるよ」と提案し、最終的な決定は子どもに委ねることが重要です。


子どもの意思を尊重する大切さ

親としては心配でつい口を出したくなりますが、高校生の子どもには自分で決める権利があります。たとえ親から見て最善と思えない選択でも、子どもが真剣に考えた結果であれば尊重することが大切です。

「あなたがそう決めるなら、お母さん(お父さん)は応援するよ」という言葉で、子どもの決断を支持する姿勢を示しましょう。

ただし、尊重することと放任することは違います。子どもが困ったときにはすぐにサポートできる体制を整えておくことが、真の意味での尊重です。

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