『また今日も何作ろう...』夏休みあと30日間のお昼ご飯問題、実は○○で解決できる!

夏休みのお昼ご飯、多くの親が抱える3つの悩み

8月に入り、「まだ夏休みが30日もある...」とため息をついている保護者の方、いらっしゃいませんか?

私が栄養相談を受けている中で、夏休みになると必ず増えるのが「子どものお昼ご飯」についてのご相談です。多くの方が抱えている悩みは、実は3つのパターンに集約されます。

悩み①:「毎日メニューを考えるのが苦痛」

学期中は給食があるのに、夏休みは毎日毎日お昼ご飯を考えなければならない。朝起きて「今日は何作ろう...」と考えるだけで疲れてしまいますよね。

悩み②:「栄養バランスが心配」

つい簡単なもので済ませがちだけれど、成長期の子どもの栄養は大丈夫?冷凍食品やレトルトばかりで罪悪感を感じてしまう...

悩み③:「働いている間、子どもだけで大丈夫?」

仕事で家を空ける間、子どもが一人で安全にお昼ご飯を食べられるだろうか。火を使わせるのは心配だし、かといって毎日パンやおにぎりだけでは...

給食のありがたさを痛感する夏休み1週間目の現実

夏休みが始まった最初の週、多くのご家庭でこんな会話が繰り広げられていませんか?

「お昼何食べたい?」

「何でもいい」

「何でもいいって言われても困るの!」

実際に相談に来られたお母さんからは、「給食ってこんなにありがたかったんですね...。栄養バランスを考えて、毎日違うメニューを作って、しかもちゃんと完食してくれる。学校の給食の先生って本当にすごいです」という声をよく聞きます。

でも安心してください。給食のプロと同じことをする必要はないのです。


「毎日違うメニュー」の呪縛から解放される考え方

多くの保護者の方が陥っているのが、「毎日違うメニューを作らなければ」という思い込みです。

でも、よく考えてみてください。大人の私たちは毎日違うお昼ご飯を食べているでしょうか?会社員の方なら、お気に入りの定食屋さんに通ったり、コンビニで似たようなお弁当を選んだりすることもあるのではないでしょうか。

子どもだって同じです。好きなものを繰り返し食べることで安心感を得られますし、その方が食べ残しも少なくなります。

大切なのは「バリエーション」ではなく、「安定して食べられること」なのです。


働く親の強い味方「お昼ご飯ローテーション」という発想

そこでおすすめしたいのが「お昼ご飯ローテーション」という考え方です。

これは、7つの基本メニューを決めて、週単位でローテーションさせる方法です。

基本の7メニュー例:

月曜日:焼きそば系

火曜日:丼もの系

水曜日:パスタ系

木曜日:おにぎり・サンドイッチ系

金曜日:麺類(うどん・そば)系

土曜日:チャーハン・ピラフ系

日曜日:お楽しみメニュー(外食・手作りピザなど)

このように「系」で考えることで、メニューに悩む時間が大幅に短縮されます。しかも、同じ「焼きそば系」でも、具材を変えるだけで十分なバリエーションが生まれるのです。


子どもが一人でも安心・安全に食べられる基準作り

働いている間、子どもが一人でお昼ご飯を準備する場合の安全基準も決めておきましょう。

我が家の安全ルール例:

火は使わない(ガスコンロ禁止)

電子レンジとトースターはOK

包丁は使わない(キッチンバサミはOK)

熱いものを運ぶ時は必ず軍手着用

食べ終わったら必ず片付ける

このルールを決めることで、親は安心して仕事に集中でき、子どもは自立心を育むことができます。

明日は、栄養士の視点から「手抜きじゃない、賢い手間抜き」のコツをお伝えします。罪悪感を感じることなく、効率よく栄養バランスを整える方法をご紹介しますので、お楽しみに!

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