実際に成功した先輩たちの『9月からの学習計画』を大公開

【実例1】偏差値10アップを実現したAくんの3ヶ月計画

【基本情報】

9月時点:偏差値52(数学45、英語48、国語60)

目標:県立高校普通科(偏差値62)

結果:偏差値62達成、第一志望合格

Aくんの学習計画(週単位)

9月(基礎固め月間)

・月・水・金:数学基礎計算30分 + 英単語20分

・火・木:英語文法30分 + 国語漢字20分

・土:数学問題集1単元 + 英語長文1題

・日:復習日(間違えた問題の見直し)

10月(応用力強化月間)

・月・水・金:数学関数分野40分 + 英語長文20分

・火・木:英語文法応用30分 + 国語読解20分

・土:過去問1教科(時間制限なし)

・日:弱点補強日

11月(実戦力養成月間)

・月・水・金:数学過去問30分 + 英語過去問30分

・火・木:国語過去問30分 + 全体復習30分

・土:5教科模試(自宅)

・日:間違い直し + 次週計画見直し

成功のポイント

・毎日の学習時間を50分に限定(集中力維持)

・週末は必ず復習日を設定

・月末に必ず計画の見直しを実施

Aくんのコメント:「最初は物足りない感じがしたけど、毎日続けられることが大切だとわかりました。3ヶ月後には、50分でも相当な内容ができるようになりました。」


【実例2】苦手科目克服で志望校合格を掴んだBさんの戦略

【基本情報】

9月時点:偏差値55(数学35、英語60、国語68)

目標:私立進学校(偏差値58)

結果:数学55点アップ、第一志望合格

Bさんの「数学集中特化」戦略

9月:計算力徹底強化

・毎朝15分:正負の数、文字式の計算

・毎夕15分:方程式、連立方程式

・土曜60分:一次関数の基礎

・日曜:間違えた問題の総復習

10月:関数分野克服

・平日各30分:一次関数、二次関数の基本

・土曜90分:関数の応用問題

・日曜:図形との融合問題(基礎)

11月:入試実戦レベル

・平日各30分:過去問の関数問題のみ

・土曜90分:数学全範囲の過去問

・日曜:弱点分野の集中学習

特別な工夫

・数学だけは個別指導を追加

・計算ミスを防ぐチェックシートを作成

・毎週土曜に「数学だけ模試」を実施

Bさんのコメント:「最初は数学が怖くて仕方なかったけど、基礎から積み上げることで自信がつきました。苦手科目こそ、集中的に取り組むと大きく伸びることがわかりました。」


【実例3】部活引退後からスタートして県立トップ校合格のCくん

【基本情報】

9月時点:偏差値58(部活引退直後で勉強習慣なし)

目標:県立トップ校(偏差値68)

結果:偏差値68達成、第一志望合格

Cくんの「短期集中型」学習計画

9月:生活リズム確立月間

・朝6時起床、朝学習1時間を習慣化

・帰宅後すぐ2時間の集中学習

・夜は復習と翌日の準備のみ

・土日各4時間(午前2時間、午後2時間)

10月:5教科バランス強化月間

・平日:各教科40分ずつローテーション

・土日:苦手分野の集中学習

・毎週日曜:模試形式での実力チェック

11月:志望校特化月間

・志望校の過去問10年分を2周

・出題傾向に合わせた学習内容の調整

・週3回の塾での志望校対策授業

12月以降:実戦力完成

・毎週末:他校の過去問で実戦練習

・弱点分野の最終調整

・面接練習と小論文対策

成功のポイント

・部活で培った集中力を学習に転用

・短期間ゆえの「やり切る覚悟」

・塾との連携で効率的な学習

Cくんのコメント:「部活をやっていた時の集中力と体力があったから、短期間でも頑張れました。時間がないからこそ、無駄なことをしている余裕がなくて、逆に効率的でした。」


成功する学習計画に共通する5つのポイント

ポイント1:現実的な目標設定

・1日の学習時間を欲張りすぎない

・継続可能性を最優先に考える

・小さな成功体験を積み重ねる

ポイント2:科目バランスの工夫

・苦手科目には時間を多く割く

・得意科目は維持に留める

・志望校の配点に合わせて調整

ポイント3:定期的な見直し

・週単位での進捗確認

・月単位での計画修正

・模試結果を踏まえた戦略変更

ポイント4:復習システムの確立

・間違えた問題の管理方法

・定期的な復習のタイミング

・理解度チェックの方法

ポイント5:サポート体制の活用

・塾や家庭教師の効果的利用

・学校の先生への質問

・家族の協力体制


計画倒れを防ぐ「週単位」での進捗管理術

日曜日の振り返りルーティン

・今週の達成度チェック(0-100%)

・うまくいったこと、いかなかったことの分析

・来週の修正点の決定

・具体的な来週の計画作成

進捗管理シートの項目例

・各教科の学習時間

・理解度(5段階評価)

・間違えた問題数

・復習完了度

・来週への課題

計画修正の判断基準

・達成度が60%以下:計画の難易度を下げる

・達成度が90%以上:計画の難易度を上げる

・特定科目の理解度が低い:その科目の時間を増やす

明日は最終回として、塾活用の具体的な方法をお伝えします。

今日は、お子さんと一緒に今日紹介した先輩たちの計画を参考に、「自分なりの9月からの計画」を立ててみてください。完璧である必要はありません。まずは1週間続けられる計画から始めることが大切です。

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