小3・4年生の学習方法のコツ
こんにちは、グレーゾーンの子向け学習塾「なないろ学習塾」です。今週から小学校3・4年生のお子さまを持つ保護者の皆様に向けて、役立つ情報をお届けしていきます。
漢字が増える3年生!効果的な漢字学習と定着のポイント
小学3年生になると、習う漢字の数が急に増えます。小学1・2年生では合計240字だったのに対し、3年生では200字、4年生では202字と、覚えるべき漢字が倍近くに増えるのです。しかも、画数も増え、複雑になります。
グレーゾーンのお子さまの場合、以下のような困難を感じることがあります:
似た形の漢字の区別が難しい
書く順番(筆順)を覚えるのが難しい
部首や構成要素の組み合わせがわかりにくい
効果的な漢字学習のコツ
1. 視覚と運動を組み合わせる
単に書いて覚えるだけでなく、指で空中に大きく書いたり、砂や小麦粉の上に指で書いたりすると記憶に残りやすくなります。触覚も使うことで脳への刺激が増え、記憶の定着につながります。
2. 意味とイメージをつなげる
例えば「海」という漢字を覚える時、「水(氵)の中に母(毎)がいる」というストーリーを作ると記憶に残りやすくなります。お子さま自身にストーリーを考えてもらうのも効果的です。
3. 反復のタイミングを工夫する
一度に多くの漢字を練習するよりも、少ない数を「当日・翌日・1週間後・1ヶ月後」と間隔を空けて復習する方が定着率が高まります。忘れかけたタイミングで思い出すことが記憶の定着に効果的です。
4. 漢字カードの活用
市販の漢字カードを使ったり、自作のカードを作ったりして、ゲーム感覚で学べるようにしましょう。お子さまが見て「読める」漢字と、自分で「書ける」漢字は別物です。まずは「読める」から始め、少しずつ「書ける」漢字を増やしていきましょう。
実際に当塾でも、これらの方法を取り入れることで、漢字の定着率が大幅に向上しています。特に「意味とイメージをつなげる」方法は、グレーゾーンのお子さまに効果的です。
家庭でできるサポート
漢字練習は短時間で集中して行いましょう(1回10分程度)
間違えた漢字は否定せず、正しい形を示して練習させましょう
スモールステップで成功体験を作りましょう(5字ずつなど)
お子さまの得意な感覚(視覚・聴覚・触覚)を活かした学習法を見つけましょう
明日は「小3・4年生への効果的な声かけ」についてお届けします。お楽しみに!
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